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Compare Ireland and the UK 留学先としてアイルランドとイギリスを比べる

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アイルランドとイギリス
留学先としての知名度を少しずつ上げてきているアイルランドですが、お隣の国イギリスも留学先、そして旅行先として依然とした人気を誇ります。実際アイルランド留学をされる方の中にも、もともとはイギリスが好きでイギリス留学を考えていたという方もたくさん。

イギリスの一部であったアイルランドですので、文化も似たところが多いこの2つの国を、”留学先”という観点で比較してみましょう。

簡単なまとめ

アイルランド イギリス
英語 アイルランド英語 イギリス英語
ビザ 観光ビザ・学生ビザ・ワーホリビザ 学生ビザ・YMS(ワーホリ)
アルバイト 学生ビザ(25週間以上)、ワーキングホリデービザの場合 YMS(ワーホリ)の場合可
留学費用 1ヶ月あたり30~50万円 1ヶ月あたり40~60万円
学校の国籍比率 ヨーロッパ・中南米多い ヨーロッパ・アラブ・アジア多い
都市 語学学校はダブリンに集中 全国各都市に語学学校あり
治安 良い(危ない地域には近づかないように!) 都市部は観光客を狙ったスリも多い。暗い夜道や危ないエリアには注意。地方都市は良い
国民性 おしゃべりが好きでフレンドリー 真面目で勤勉な方が多い

アイルランド英語とイギリス英語

アイルランドとイギリス
アイルランドも少し前まではイギリスの一部だったので、アイルランド英語も基本的にはイギリス英語に近いところがあります。アメリカ英語とイギリス英語では使う単語が異なることも多いですが、アイルランドではイギリス英語を使用します。

アイルランド英語は訛っていて聞き取りにくいという情報を耳にし心配される方もいらっしゃいますが、イギリス英語とは少し異なるものの特にダブリンでは日本人が留学する上で困るほどの訛りではないかと思います。

お年寄りの英語などは聞き取りにくく感じることもあるかもしれませんが、あまり心配しすぎずアイルランド生活を楽しんでください!

アイルランド・イギリス留学のビザについて

アイルランド留学で使われるビザは観光ビザ・学生ビザ・ワーキングホリデービザ。アイルランドの場合は観光ビザでの就労はできませんが、学生ビザ(25週間以上)とワーキングホリデービザでの就労が可能です。対してイギリスの場合は学生ビザとYMS(Youth Mobility Scheme)。学生ビザの場合は基本的に就労はできませんが、YMSの場合は就労が可能。アイルランドのワーキングホリデービザは最大1年間の滞在となりますが、イギリスのYMSは最大2年間の滞在が可能です。

アイルランド・イギリスでの留学中のアルバイトについて

店員と客 留学中にお仕事をしてみたいという方も多いのではないでしょうか。生活費を現地で稼ぎたいという方もいらっしゃれば、お仕事をすることでアウトプットの練習をしたいという方もいらっしゃいます。

イギリスの場合は基本的に学生ビザでのアルバイトは禁止されており、無給のインターンシップもグレーゾーンというのが現状。それに比べてアイルランドは25週間以上通学すれば学生ビザでもお仕事ができる上、観光ビザでも無給インターンシップができる場合もあります。

アイルランドのワーキングホリデービザは最大1年間、イギリスのYMSは最大2年間のご滞在が可能。どちらも有給のお仕事をすることができ現地で収入を得ることが可能です。滞在期間は異なりますが、どちらも語学学校へ通学することができ申請時期もほぼ同じ。ヨーロッパで英語を使ってお仕事をしたい方には嬉しいビザですね。

アイルランド・イギリス留学の費用について

アイルランドの方がイギリスよりも授業料や物価が少し安く、全体的な留学費用を見ると、抑えられる傾向にはございます。ただ、アイルランドでもイギリスでも首都のダブリンとロンドンは他の都市に比べて滞在費用が高く、特にダブリンは急激に家賃が上がってきています。ロンドンほど高くはないものの、大きな違いはなくアイルランドの他の都市に比べると家賃が2倍になる場合も多々ございます。

ダブリンやロンドンにいると他の都市に比べてより多くの経験ができますが、費用を抑えたい方にはアイルランドの地方都市がおすすめ。授業料が半年間で35万円(1ユーロ120円の場合)前後になることも多く、最低賃金はダブリンと同じですので費用を抑え貯金をしたい方にぴったりです。

アイルランド・イギリス留学の国籍比率について

お隣の国同士でどちらにもヨーロッパの方が集まりますが、アイルランドの場合は同じEU圏ということもありヨーロッパの方がより多い印象。そしてアイルランドは中南米の方が多く集まりますが、それに対してイギリスは中東やアジアなど世界中から人が集まります。

アジア人比率や日本人比率を気にされる方も多いですが、アイルランドは他の国に比べると日本人の少ない国。特にイギリスのEU離脱の後、アイルランドには外資系企業も増え外国人が増えていますが、まだまだイギリスに比べるとアイリッシュやヨーロッパの方も多くアジア人の少ない国となっています。

アイルランド・イギリスの都市について

国としての大きさも全く異なるアイルランドとイギリス。アイルランドの語学学校はダブリンにかなり集中しておりコークやゴールウェイであっても語学学校の数は数えるほどですが、イギリスの場合は各都市に語学学校がございます。

ダブリンとロンドンを比較しても街の規模は大きく違い、ダブリンはかなりコンパクト。多くの語学学校は中心部に位置していますが、中心部は端から端まで徒歩で移動できるコンパクトさです。それに比べてロンドンは地下鉄のゾーン1~2だけでも規模が大きくもちろん移動は電車やバス。郊外の街や田舎がお好きな方にはアイルランド、大きな都市や都会がお好きな方にはイギリスが合っているかもしれません。

アイルランド・イギリス留学の治安について

スリ 留学生活の中で治安は1番気になる情報といっても良いのではないでしょうか。アイルランドはヨーロッパの中でも治安が良い国として知られます。ダブリンの場合リフィー川を挟んで南部よりも北部の方が治安が悪いとは言われていますが、その立地に関係なくいくつか近づかないほうが良いと言われているところもございます。

イギリスの場合、ロンドンなど大都市は特に色々な人がいるため注意が必要。地方都市に行くと移民の数も減り、静かで治安の良いところもたくさんあります。大都市は観光客も多いですので、特に荷物など気を配りたいですね。

どちらの国も基本的には気を付けて生活していれば日常生活で危ない目に遭うことは少ないですが、特に色々な人のいるロンドンなどはスリや盗難に遭う方もいらっしゃいます。荷物は前で持つ、貴重品を置いて席を離れないなど自分の身は自分で守ることが大切です。

アイルランド・イギリスの国民性について

アイルランド人の国民性としてよく聞くのが「おしゃべりでフレンドリー」ということ。実際世界でもっとも友好的な国に選ばれたこともあるくらい、フレンドリーな国民性で知られています。そしてアイリッシュはおしゃべりが大好き。喋りだすと止まりません。一人でパブに行っても周りのアイリッシュが話しかけてくれて友達ができる、という方もいらっしゃいます。
それに対してイギリス、特にロンドンなどの都市部ではあまり知らない人との会話はしない方が多く、真面目で我慢強いと言われることが多いです。陽気なアイリッシュとは少し違った印象を受けるかもしれません。アイルランドよりもさらにさまざまな人が集まるイギリスですので、アイルランドに比べて人同士の距離があるのもうなずけます。
ちなみに、遠回しに物事を表現するイギリス人は日本人と似ていると言われることがあります。小言を言っているように聞こえても実は違うことを心では思っているかも?
アイルランドでもイギリスでも、現地の方と仲良くなって、国民性を肌で感じてみてくださいね。
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