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Ireland experience: KA アイルランド留学体験談:KAさん

  • 名前:KA
  • 留学先の都市(地域):Dublin
  • 留学時の職業:オーペア
  • 留学の時期(期間):ワーキングホリデー1年(2016年) 学生VISA2年 (2017年~2018年)
  • 学校・受講プログラム名:Atlas Language School
  • 留学目的:ワーキングホリデー
※回答時は2021年6月
1、なぜ留学しようと思いましたか?行き先をアイルランドに決めた理由も回答ください
初めてアイルランドを訪れたのは、ビールが大好きな友人と一週間程度の旅行でした。その際自然が豊かで、アイルランド人の優しくフレンドリーな人柄に感動し、「この国に住んでみたい!」と直感で感じ、日本に帰国後すぐにどうしたらアイルランドに住めるかの検索を始めました。学生ビザでの渡航かワーキングホリデーでの渡航か迷いましたが、学生ビザの場合、ワーキングホリデービザに切り替える際、日本へ一時帰国が必要であると当時伺っていたので、ワーキングホリデービザでの渡航を決めました。当初から最低3年はアイルランドにいる予定で、計画を立てていました。
また大学時代の友人が数人、アイルランドに短期留学(夏休み)の経験をしており、その友人より勧められたこともアイルランドへ行く後押しとなりました。

2、留学前にしておけば良かったことは何ですか?
英語の勉強はもちろん、日本の文化や歴史、そして出身地(地元)の特性や観光スポットなどを勉強して行けばよかったと思っております。
語学学校に通っていたころ、日本に興味がある外国人に日本について質問攻めに遭い、きちんと答えられなかったことが未だに心に残っています。「日本人なのになぜ、日本の事を知らないの?」と友人に言われたときは、非常にショックを受けました。留学前にどんな事でもいいので、ご自身の興味がある分野を友人に(英語で)説明できる情報やネタを集めておくことをお勧めします。
あと、お寿司の作り方を知っているととても役に立ちます。「I’m from Japan.」と言うと、90%ぐらいの確率で「お寿司を作って!」と言われます。(本格的な寿司でなくても、巻き寿司や手巻き寿司でも、非常に喜んでくれます。)

3、留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか?
留学出発前に、日本で支払った初期費用は
(1)片道分の飛行機チケット代 約10万円
(2)語学学校(週20時間)3か月分と1か月分のホームステイ代 約30万円
(3)保険  約10万円
の合計で50万円ほどです。
※現地の食費や家賃などの生活費は、アイルランドで稼ぎました。

4、留学中楽しかったことは何ですか?
タイトル 主に語学学校でインターナショナルな友人を作り、金曜日の夜は友人と一緒にPub巡りをしたり、週末はピクニックや旅行に行ったりと、アイルランド生活を楽しんでいました。国際色豊かなクラスだったので、時には授業で勉強したテーマについて、休憩時間やPubでもディスカッションしていたことも覚えています。
日本とは違い、「今からPub行く?」や「明日から一泊二日の旅行に行く?」など急なお誘いが多く、最初は断っていましたが、徐々に急なお誘いにも慣れ、日本にいる時よりもフットワークは軽くなった気がします。
また、ホームパーティーを開いたり、いろんなスポーツやイベントに参加したり、常に異文化交流を心がけていました。アイルランドの文化を学ぶだけではなく、友人達のそれぞれの文化を知れたこともよかったです。日本で生活していたときは異文化に触れることがなかったので、語学学校での出会いは本当に貴重なものとなりました。

写真:大混雑なPub!(この日はIreland vs Franceのサッカーの試合でした)※2016年撮影

5、留学中つらかったことはありましたか?
最初のホームステイ先で一か月ほど、大好きな日本食や和食を食べられなかったことです。和食が大好きだったので、日本ではお米(ご飯)が主食でしたが、留学当初はパンが主食でした。もちろんダブリンにもアジアンマーケットがあり、お米も日本食も購入することは可能ですが、非常に高く感じました。その反面、焼き立ての美味しいパン(特に新鮮なアイリッシュバターで作られているクロワッサンはお勧めです!)は割と安く、どのスーパーマーケットでも気軽に購入することができます。

カルチャーショックは、毎日のように感じていました。当たり前なのですが、日本の常識がこちらでは非常識なので、疑問に思ったことは、よくホストマザーや友人に質問していました。(その際に、「日本ではどうなの?」と大体質問返しがあるので、事前に答えを英語で準備することを心がけていました)

6、滞在先はいかがでしたか?
最初のホストファミリー(アイルランド人60歳代のご夫婦)は私を娘のように、とてもよくお世話をしてくれました。実際、このご夫婦には自立(独立)した4人の娘さんがおり「あなたは5人目の娘ね。」とも言ってくれて、私と歳の近い娘さんを家に招いてアフタヌーンティーをしたり、娘さんの誕生日会にも参加させてもらったりと家族の一員のように接してくれました。たまにティーンエージャーのお孫さんが家に遊びに来るのですが、すっかり仲良くなり英語の宿題を教えてもらっていました。
私が食あたりで高熱が出た際、スイカやメロンを準備してくれたり、薬局へ一緒についてきてくれたりと、困ったときはいつも助けてくれました。
最初は赤の他人と生活を共にすることに対して緊張していましたが、毎晩の食事の際「今日は何をしたの?」と必ず聞いてくれ、ホストファミリーともっと英語で話したいという想いも、英語の勉強のモチベーションになっていました。

7、留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか?
最初は不安だったこともあり、日本人スタッフがいるAtlasを選びました。出発前からアイルランドにいる語学学校の日本人スタッフに、渡航前の疑問点や不安なところは全て伺うことができ、出発に向けての事前準備にとても役に立ちました。現地でも何か問題があるときは、気軽に日本語で相談できた事も良かったと思います。
Atlasの先生たちはとても熱心でユーモアがあり、毎日飽きずに学校に通うことができました。晴れた日は近くの公園で英語を使ったゲームをしたり、美術館でウォークラリーをしたことも楽しかったです。
少し費用が高く感じましたが、毎日無料のアクティビティ(週末の1泊旅行も格安で参加できて、お勧めです!)もあり、他のクラスの人とも交流が持てたことも良かったと思います。語学学校でできた友達は、未だにFacebookやWhat’s appで連絡を取りあって近況報告をしています。

8、あなたが思うアイルランドの留学先としての良いところ・悪いところは何ですか?
タイトル 良いところは、なんと言ってもIrish(アイルランド人)!Pubなどに行くとすぐに友達ができるほど、アイルランド人はフレンドリーで温厚な性格の方が多いです。道に迷っていると、すぐに「どこに行きたいの?」と親切に声をかけてくれます。
学生にとっては、自分のペースで勉強できる環境が整っていると感じています。昔教会だった趣のある図書館や、可愛いカフェでゆっくり勉強することもできます。
冬は少し寒いですが、夏は20度前後と一年を通して過ごしやすいかと思います。(蚊もゴキブリもいません!)また、気軽にヨーロッパ内の旅行が格安で行くことができます。(現在はコロナ対策のため不要な旅行は禁止されていますが、7月19日より海外旅行も可能となる予定です。)

特別悪いところは思いつかないのですが、私が住んでいた首都ダブリンの家賃が高かったので自炊やシェアハウスやシェアルームに住むなど資金のやりくりは必要でした。

写真:St Patrick’s Day

9、留学してよかったと感じることは何ですか?
タイトル よかったことは、インターナショナルな友人ができたことと英語を習得できたことです。
アイルランド(特にダブリン)は国際都市でもあるので、いろんな国籍や人種の人と出会うことができます。今後海外旅行へ行く際、アイルランドでできた友人を訪ねてまわることが1つの夢となりました。
私自身英語は不得意で、留学当初は全く英語が話せませんでした。留学することによってある程度英語が使えるようになり、今では好きな時に好きな人と英語で会話を楽しんでいます。(現在も英語は継続して勉強中です)
また、異国の地で生活を経験したからこそ日本のことがさらに好きになり、少し大げさですが日本人であることにも誇りを持てるようになりました。日本で住んでいるときは、海外の生活に憧れていましたが、実際海外に住んでみると、日本での当たり前の生活がどれだけ贅沢だったかということを実感し、今では小さな幸せにも感謝することができるようになりました。

写真:友人(イタリア人、アメリカ人、フランス人、スペイン人、オランダ人、南アフリカ人)とHowthへハイキングに行きました

10、アイルランド留学を検討されている方へ一言お願いします。
タイトル 「céad míle fáilte」 (ケード ミール フォルチャ)
アイルランドへ来た際は、ゲール語でかかれたこの看板を街中でよく見るかと思います。
意味は「10万回ようこそ(ウェルカム)!」(英語ではa hundred thousand welcomes)

日本ではアメリカやイギリス、オーストラリアなどに比べてまだまだ認知度も低いアイルランドですが、愉快でポジィティブでおもてなし上手なアイルランド人が、「céad míle fáilte」と言って、心から歓迎してくれるかと思います。
私自身アイルランドへ留学して、人生も人格も!?大きく変わりました。少しでもアイルランド留学に興味をもったのであれば、ぜひ一歩を踏み出してください。アイルランドの留学があなたの人生が大きく変えるかもしれません!

写真:アラン諸島
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