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Gaelic ゲール語とゲールタハト

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アイルランドの公用語は英語とゲール語。普段の生活は基本的に全て英語で、今ではゲール語を話せないアイルランド人も多いと言われていますが、街中の表記は英語とゲール語が併記されています。バスや電車などのアナウンスもゲール語と英語どちらも流れるため、アイルランドで生活しているとゲール語が身近。

今は日常生活で使われることはほとんどないゲール語ですが、独立以降小学校ではゲール語の授業が必修になっています。そのため周りのアイルランド人に聞いてみると多少は理解できるかもしれません。

ゲール語とは

ゲール語 インドヨーロッパ語族のケルト語派に属する言語で、ケルト語のうち特にアイルランドやスコットランドで話される言葉をゲール語と呼びます。アイルランド語と呼ぶこともありますね。現在は日常的にゲール語を使用する人の数はアイルランド全体の人口のうち1パーセントにも満たないとも言われていますが、憲法においてはゲール語が第1公用語、英語が第2公用語ということになっています。

5世紀に聖パトリックがアイルランドにキリスト教を広めましたが、その後6世紀以降アイルランドではゲール語が唯一の国語となっていました。7世紀以降はゲール語で書かれた文学もたくさん残されています。

しかし12世紀に入りイングランドによるアイルランドの植民地化が始まり、17世紀にはアイルランド全土がイギリスの統治下に入ったため英語が圧倒的に優勢に。その頃からは公共の場でのゲール語の使用が禁止され、急速にゲール語が衰退していきました。

ゲールタハト

ゲールタハト 19世紀初めに、ゲール語やケルト文化を取り戻すことを目的に設立された「ゲール同盟」。当初はゲール語を保存することが目的でしたが、これがゲール語復興運動に繋がり、多くの学者などの賛同を得た結果ゲール語で書かれた書物も多く誕生しています。

現在普段の生活でゲール語が使われているのは、ゲールタハトと呼ばれる地域のみ。ゲールタハトは政府によって指定された地域で、ゲール語の話者でなければそこに住むことはできません。ゲールタハトでは住民税を軽減するなどしてゲール語の保存への取り組みがなされています。

ゲールタハトは主にアイルランド西部のゴールウェイ、ドネゴール、ケリー、メイヨーに固まっており、ゴールウェイはゲール語やアイルランド文化への興味から留学先として選ばれる方も多い地域です。

地名とゲール語

バスの行き先や標識などで目にすることの多い、地名のゲール語表記。いくつか知っておくと発見があって面白いですよ。

  • アイルランド:Éire
  • ダブリン:Dubh linn
  • ブレイ:Bré
  • マラハイド:Mullach Íde
  • ダンレアリー:Dún Laoghaire
  • コーク:Corcaigh
  • ゴールウェイ:Gaillimh
  • リムリック:Luimneach
  • ウォーターフォード:Port Láirge

表記を見たりアナウンスを聞いていると、少しずつゲール語の発音が分かってきて面白いですよ。ケルト語やゲール語に興味があってアイルランドに行きたい、という方もいらっしゃいますが、日本人にとってはゲール語なんて未知の世界。アイルランドに行く前に、ゲール語のことを少し知ってみましょう。
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